【書評】「金持ち父さん貧乏父さん」ー手に職つければ安泰ってウソ!?
こんにちは。まじろーです。
みなさんの中には
「手に職つければ将来安泰」
って親に言われた育った人が少なくないと思います。
私もその1人です。
大学に入って専門知識や技術を身につければ、
将来的に仕事に困ることはないと、
だから専門が学べるような学校に行きなさいと
そう言われて育ちました。
でもこの考え方は正しくないのです。
そう教えてくれたのがこの本です。
金持ち父さん貧乏父さんってどんな本
私がブログを始めるきっかけとなったサウザーさんが、自身のバイブルとしてVoicyで紹介していた本です。
Voicyって何やねんって方↓
この本では主に、自分でビジネスを作ることの大切さ、お金持ちと普通の人のお金の使い方の違いなどを紹介しています。
そして今回一番衝撃を受けたのが、「専門をきわめるより、広い知識を」という考え方です。
専門しか出来ない人間は、歯車同然
専門を極めるということは、ある一つのことで突き出るということ。
言い換えれば一つのことしかできないということ。
モノやサービスを売るビジネスの過程には、企画、開発、営業などいろいろなアクションがあり、どれにも技術が必要となります。
専門を極めて一つのことしかできないということは、その人だけでは「モノやサービスを売ってお金をもらう」というビジネスができないのです。
別にそれでもいいのでは?と思った人もいるかもしれません。でもそれって経済的に幸せにはなれない。
この本で出てくる金持ち父さんの言葉
お金のために働いてるんじゃない
お金が私のために働いているんだ!
お金を自分のために働かせるビジネスを作るには、一つのことしかできないのは誰かのビジネスの歯車になるしかないのです。
一生お金のために汗水流して働く羽目になります。
なんだかそう考えると、悔しくなりませんか?
専門学校生、どうする?~私の場合~
さて、手に職をつけることが世の中を渡り歩くのに必要だと信じて生きてきた私にとってこの本はめちゃめちゃ衝撃的でした。
専門を極めるために大学院進学まで決めているんですから、もう引き返せない感がもうすごいです(語彙力)。
じゃあこれからどうする?
お金のために必死こいて働く人生をほっとく?
ここからは私がこれを踏まえて考えた、これからの生き方について紹介します。
専門は別にやめなくていい
これを読んでいる人の中で、専門学校や何かしら専門を極めている私と同じような立場の人で、「将来安泰だから」という理由でそれを専門としている人は、方向転換した方が幸せになれるかもしれません。
でも私は今の専門が好きです。
将来専門を活かして働くことは、お金のために多少の我慢があったとしても、好きなことを仕事にできるってことなのでやっぱりいいなと思ってます。
それじゃあダメですかね?
金持ち父さんの世界観的にはダメなのでしょうけど。
自分でビジネスをする
専門職で働いて副業する手もあります。
不動産収入や株の配当などです。
お金を得るにはかなりの額の投資が必要になりますが、それでも不可能ではないです。
また、専門を活かして自分で「お金を自分のために働かせる」仕組みを作ることもできます。
たとえば、専門知識を一般の人にわかりやすく説明したwebサイトを作ってみる。
また、著書を出して印税をもらう。など。
今まで頑張ってきた努力をわざわざ捨てなくたって、お金を得る方法はあると思います。
分野によって集客できる/できないはあると思います。その方法が正解かわかりません。
でも、どうせなら今までやってきたことが武器になるような生き方をしたいですね。
いずれにせよ一つ極めるだけではダメ
上で挙げた方法は、どちらにしても一つの分野の知識を持っているだけでは成り立ちません。
営業、投資、企画、運営、集客、などなど、
様々な知識技術が必要だと思います。
いずれにせよ、一つの分野を極めるだけでは、金持ち父さんのようには生きられないのです。
始めるのに遅すぎることはありません。
今からでも他のスキルに手を伸ばしてみましょう。
お金のために働いている人の大半は、この内容を知らない、もしくは知っていても実行しないのです。
これを読んでくれたあなたがそこから抜け出してくれることを願っています。